運命の馬券師
あれから10年以上の月日が経った。
会社を辞めて、以前から考えていたビジネスを展開しようと渡米したものの、、、
LA郊外の競馬場に通って嵌ってしまった。
そこで、オランダ人のある男に出会った。
彼とは意気投合して仲良くなり、
バンコックで一緒にビジネスをしないかと誘われて、
急遽、タイへ渡ったのである。
当時の軍資金は800万に満たない最後のお金を持って、、、、
まるで綱渡りのような危険な賭けでもあった。
バンコクのコンドを年間契約でレンタルしたが、
そのうち、彼とのミーティングは酒飲みに様変わりした。
お金は、あっという間に底をつき、やむなく日本へ帰国も東京での居場所はなかった。
そして、那須高原の麓にあった空き家を自分で改装して住むことに。
“夢は実現させる為にある。諦めた瞬間に夢も人生も終わる”
お金は無くとも心の中だけはリッチでありたかった。
しかし、そこには過酷な現実が待っていた。
一握りのお米に、
自家栽培の野菜を入れて雑炊を食べる生活。
やがて、、、、、、、
電気もねえ! ガスもねえ! 車もねえ! オラ、こんな村イヤだ!
冬場は、一緒に暮らしていた愛猫マオと共に毛布にくるまって暖を取った。
そして五月雨の日曜日、奇跡が舞い降りたのである。
≪運命の馬券師ポリシー≫
①猫を大切にする=現在は家族も同様です。
*馬刺しは食べない=一生の誓い
②土日の資金は5万円まで
③馬券に感情を入れない
*データは全て現実に起きた結果のみ優先=著名な専門家の意見に惑わされない。
④個人で求めたデータ分析や事実を共有する(的中の可否は別次元)
⑤競馬新聞は買わない、読まない。
⑥競馬でキャッシングはしない。
*嫌いな人=人を馬鹿にする人、食べ物を粗末にする人。
そして、猫をイジメる人は絶対、嫌いだ!
追伸:尊敬する馬と好きな競馬場
名馬:シービスケット(映画推薦):オグリキャップ
サンタアニタ競馬場≪この近くに住んでいた≫
尊敬する架空の人物:
あしたのジョーと調教師の丹下段平
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