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ともみょん。
  宮城
タマのお留守番
2025/02/11 00:15

2月8日(土)

今日ゎカレのマミィが大好きな布施明さんのコンサートに3人で出掛ける為に、タマゎお留守番だ。
カルカンを与えて、お腹がいっぱいになったタマゎお口をペロペロしてから全身グルーミングを始める。その隙に3人でタクシーに乗り込んで会場へ。
「タマ、ゴメンね。留守番頼むね。」

すでに、開場を心待ちになさってる布施さんファンの奥様方がたくさんいらっしゃってたよ。

「タマゎちゃんと留守番してるかな?」
「不安で泣いたりしてないかな?」

きっと、私が思ってる不安感をカレもマミィさんも思ってるんだろうな。

そうこう考えてるうちに、開演前のトイレを終えるや否やすぐにコンサートが始まったのだ。
音楽が流れて緞帳が上がると、そこにゎ天井からスポットライトを一心に受けた布施さんが現れた。
「WOW〜!!」
一斉に奥様方から悲鳴とも奇声とも、その中間とも取れる歓声が上がった。

あいみょん世代の私からすると、布施さんゎ歌謡界の神みたいな存在。御年77歳になられるとの事だけど、その声量に圧倒されてお腹が空いてきたよ(笑)

ずっと聴いていたかったけど、コンサートゎ1時間40分ほどで終了。もう少し歌って欲しかったよぅ〜!!

午後7時。
コンサート会場を出たら、な、何と猛吹雪だ。
予報で雪などと全く言ってなかったから傘も無いし待てど暮らせどタクシーゎ来ない。3人で途方にくれて、諦めて吹雪の中を地下鉄に向かおうと歩を進めた瞬間にタクシーが来たのだ。

ほんとに人生とゎ不思議な物だ。
しがみつくと突き放され、諦めかけると道が開けるもので…などと考えてるうちにカレんちにとうちゃこだよ。
「タマ〜!!」
「ニャ〜オ!!ニャ〜オ!!」

もうドアのガラスの向こう側にタマが居て、めっちゃ鳴いてるじゃないか〜!!
「ただいま〜!!」

体全体で歓迎してくれるタマを見て、ほっとしたよ。体も心も暖かくなる。
タマゎそのつぶらな瞳で訴えて来る。

「ちゃんと一人で留守番してたよ。」


(おしまい)

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