ノットローズハートの2016（牡２）
父エスポワールシチー（BMS:スキャン）

友人を介して、あるバイヤーの方からまた今回も「なにか良さげなの、ある？」って訊かれたから、このノットローズハートの2016を推奨したが、どうやら基本的には芝から入りたいらしく、簡単に言えば一笑に付された感じ。

個人的にはこういう感じが良いと思うけどね…。

調教からは馬の操縦性は高そうな印象で、走り自体はまだフワッとしたところが残る感じだが、これからしっかりと乗り込みを重ねればそんなところは解消していくと思いまする。

（下の画はノットローズハートの2016の配合表）

母ノットローズハート自身は競走成績がまったく上がらない馬であったが、自身の半弟にトーホウレーサー、半妹にサマールナだから、そんな簡単に片付けられる繁殖とは思わない。

本馬の祖母パシアンの父系はテスコボーイ〜サクラユタカオーでそこにスキャンを迎えてのノットローズハートなので、本馬の代では考え方・その方向性は、芝馬を目指す生産に向かってもおかしくはないが、パシアン自身はこの字面で中央ダート３勝の実績だから、むしろここでエスポワールシチーを迎える考え方はとても面白いことだし、個人的には全面支持です。

結果、ゴールドアリュール（系）のダート向きのパワーの源である Nureyev に Roberto を抱えている父に、そして母からの Mr. Prospector であるから、自身は「Nashua≒Nantallah ニアリークロス継続」という、フリオーソ的発想の砂トライアングル好配合馬で。素晴らしい配合をしております。

このバイヤーさんからはスルーされたが、結構良いなぁ〜とワタクシは思っていて、いずれにしてもどちら様が落札するのでしょうかね？楽しみに見ていたいと思いますが、是非に中央で、という感じです。

※個人的な妄想の類です。