(上の画はサトノジュピターの2017 配合表)
先日で友人のシルク狂想曲は一応の終演をみた模様。連絡取れてないが、抽優馬と実績からはポルケテスエーニョもエンプレスティアラも両取りは出来た(だろう)し、まぁ、とりあえずは良かったね、と。
で、次はキャロットですなぁ〜。
などと言ったところで何も無いから検討も出来ないですけど。
しかし、前もって「準備運動」として改めて「募集予定馬リスト」を眺めていたけど、これ、サトノジュピターの2017の配合表も先のフォンタネリーチェの2017と併せて、『う〜む… これは…。』と唸ってしまいましたね。この馬はちょっとクラブから諸情報が発表されるのを楽しみにしています。
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父ルーラーシップとしたときの、産駒の配合傾向はまだちょっと掴みづらい。クロスの煩いルーラーシップなので、やはり「入り口」として配合のバランスは重要視すべきだし、その意味では母父アグネスタキオン が Northern Dancer も Mr.Prospector も持ち合わせず、結果的に緩和が図られた好配合形かと。
それで、と。先に書いたようにルーラーシップを迎えてどうしたいのか?って話しだが、個人的には「ナスペリオンの継続クロスが最大の特徴のルーラーシップには、ここを薄っすら触りつつ、1周回って歴史的にも『マンファス増幅型』でどうか?」と思っていて、その意味ではエリシオを抱える繁殖牝馬サトノジュピターはたいへんに興味深い1頭に思う。
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母がエリシオを抱えることで、最初に目に付くのは Nureyev≒Fairy King のニアリークロス(ナスペリオンのクロス)だが、それはそれとして、エリシオの母父 Slewpy はナスキロ・ナスフリート血脈であるから、これは Mill Reef とで、結果的にナスペリオンにナスキロにナスフリートのクロスとなるのは興味深いところ。もっと言えば『Fairy King の母父Bold Reason は、Mill Reef の父 Never Bend の半弟』でもあるわけで(Never Bend≒Bold Reason)、この組み合わせは意味あることと思うし期待が先に立つというもの。
これは、テトラドラクマの『ルーラーシップ×ファルブラヴ(ファルブラヴが Fairy King × Slewpy)』に通じるものがあるのかな〜、などと、今は少しだけそんな気がしていますね。
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あとは牝系を確認すると、3代母 Heed の父 Caveat が「Nasrullah(系)× La Troienne」なら Never Bend に通じるものがあるし、4代母 Swan が Nijinsky に Spy Song、エリシオから Val de Loir なら、Green Dancer の主要血統をカバーすることとなる。
だからもう、こうなると、マンファス増幅しまくってるわけで…
う〜む…。
クラブからの条件や諸情報が待ち切れないほど興味深いです。実に楽しみな1頭で。
おしまい。
※個人的な悪趣味の話です。真に受けないよう願います。
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