ショウナンハトバの2017（牡１）栗東・高柳大輔厩舎預託予定
父モンテロッソ（BMS:フジキセキ）募集価額1120万円（2018サマーセール：604.8万円）

募集時測尺
体高157.0cm　胸囲178.0cm　管囲21.0cm　馬体重485kg
（体高156.0cm　胸囲174.0cm　管囲20.7cm…※サマーセール時点）

腹がタプタプしてますのでね、現在の馬体重その数字もあまり参考には…。結局は数字はそんな極端なことにはならず、デビューする頃も程々では、と。それにしても母は小柄だけど立派な体格した仔を出しますね。姿形からはこの父産駒の他馬と同じ傾向で中距離かな。阪神・京都・中京ダ1800M近辺が主戦場でしょうか。

（下の画はショウナンハトバの2017 配合表）

さて、モンテロッソ。ま、現３歳世代がファーストクロップのこの時点で何かを求めるのは気の毒だし、まだ傾向らしきものまでは…。そこでですね、ここまでモンテロッソ産駒で「２勝以上」挙げているのは７頭いて、これの頭数の「多い・少ない」は別の機会に譲るとして、１頭々々を配合確認すると…

一番解り易く、７頭の全部に共通するのは「母父もしくは祖母、どちらかが非 Northern Dancer」であるということ。モンテロッソ産駒の代で 3/4 Northern Dancer・1/4 非 Northern Dancer の配合バランスですね。Dubawi が Shareef Dancer≒Dancing Brave３×３のニアリークロスにモンテロッソ自身も配合バランスを整えたうえでの Northern Dancer 継続クロスだから、ここは入り口として重要でしょう。その意味では本馬の母父は５代アウトで異系血統とも言えるフジキセキだから緩和されて結構に思います。

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それと気付かされるのは、たとえばコウユーホクトは Dubai Millennium≒Timber Country３×２の強烈なニアリークロスなんてことをやっていて、またフェリーチェは Seeking the Gold≒Miswaki４×３のニアリークロスに Dancing Brave５×３まで併せ持つ大ワザ。ハトホルも Seeking the Gold４×３ですね。

それとは別の見方で、フェリーチェの母タイキキララは Buckpasser５×４で、トキノパイレーツの母エルサフィールも Buckpasser４×４と。あとは…ハトホルの祖母 Arctic Mist は Tom Fool４×５にBusanda≒Blue Eyed Momo４×５か…。これらを踏まえて妄想すると、要するに Seeking the Gold 系ということを意識して、Dubawi の Tom Fool の継続クロスやモンテロッソ自身の代での La Troienne の継続クロスを大胆に増幅する方向もやり方の一つなのではないか？との仮説…。

Dubawi は Buckpasser に Shareef Dancer に Dancing Brave、そして次の代であるモンテロッソ自身が Never Bend≒Bold Reason６×５・５なので La Troienne 色が強く先の Tom Fool も同様。ここを大胆に。

そこで、ですよ。このショウナンハトバの2017

本馬の祖母フィーユドノワールは Never Bend５×５に Deputy Minister だからこれも La Troienne 色が強い。そして母父フジキセキに父モンテロッソで本馬の代では Mill Reef≒Millicent≒Riverman のニアリークロスまで。

いずれにしても La Troienne を通じて Buckpasser や Never Bend、Deputy Minister といったところが脈絡。これでも結構な仕掛け・増幅具合なのかな…。本馬に賭けるならこの部分か、とは思いまする。

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結局、目立つのは「Nasrullah＋La Troienne」の Never Bend、そのパワー面のゴリッとしたトコが優先されるかな…。だから、牡馬でもあるし、La Troienne 的なパワーが勝り過ぎて、要するに力（ちから）馬というかダートの気配で距離も…　いや、距離は大丈夫そうだけどね。ま、そこはどうなるか…

一方で、案外にナスキロのクロスが優先されたりして？　いやいや、そんなしなやか柔らかさ感は？

いずれにしてもですね、こういうことを「デビューするまで妄想する時間」を買うって話ですね。

おしまい。

※こじつけであり、すべて個人の妄想です。