キョウエイハツラツの2018(牡1)鹿毛 美浦・高柳瑞樹厩舎預託予定 生産:岡田スタッド
父ブラックタイド BMS:オペラハウス 4月8日生まれ 募集価額1320万円
ノルマンが結果発表。
さすがノルマン、どこかの1週間もダラダラ引き延ばすクラブと違ってこういうのは早い。
ではでは…
出資確定した馬を1頭々々書き殴っていきますが、とりあえず番号の若い順から書きますか…。本馬は少し血が古いと思いますけどね…まぁ、いいでしょう。口数調整も抽選も無く、申込口数で確定です。
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募集時測尺
体高158.0cm 胸囲174.0cm 管囲20.0cm 馬体重428kg
バランスが良い馬と思いますがだいぶ軽い。しかし体高や管囲、誕生月日から察するに多少の馬体の伸びやら幅というのはこれから出てきそうに思えるのでそこはあまり気にしていません。成長待ちですね。
(下の画はキョウエイハツラツの2018 配合表)
母キョウエイハツラツは中央で16戦1勝、主戦場はダートのツーターンで440〜460kgだから特段に目立つ存在ではなかったが、スマートファルコンの半姉という血統背景は繁殖牝馬としての期待は今なお続くものなのでしょう。
で、それはそれとして具体的に確認してみると、本馬の兄姉でハデな結果を残したのはリッカルドのみで牝馬は大苦戦、そして2代母ケイシュウハーブを起点にしてもワールドクリークと先ほどのスマートファルコンくらい。ま、これらに共通するのは「牡馬でダート」ということですね…。
本馬は母16歳時出産第8仔(6年連産)、最初はドゥラメンテを迎えたようでした。
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さて、配合のほう。
父ブラックタイドは5代アウト、母キョウエイハツラツも比較的クロスは薄く、だからまぁ「配合に何か仕掛けたほうが良さそうな父、そして母」とは思うが、それはせずにこの組み合わせとなると結構な淡泊な配合となりますね。ただ… ちょっとキョウエイハツラツは字面が古いなぁ〜という印象は拭えません。
そのような状況で、この父母との配合で最も自己主張が強そうなのは2代母ケイシュウハーブのように思える。ケイシュウハーブ自身は Aureole と Your Hostess を抱えて(Hyperion と Blenheim と Clarissimus が共通)それこそスタミナ面やパワーに特化したような配合で。この個性を産駒や孫の代にしっかり伝える(伝わってしまう?)からこそ、「牡馬優勢」の傾向になり易い、と考えれば合点がいきます。
そしてその最高傑作が、逃げ先行〜粘走のスマートファルコンなのかもしれませんね…。
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本馬の父ブラックタイドの2代母は Burghclere、これと Aureole は共に Aloe 牝系の輩出で「Hyperion+Donatello」を持ち合わせて Burghclere≒Aureole のニアリークロスの関係、これに先の Your Hostess まで絡んでこの部分を増幅させる本馬の配合はとても興味深いものがあります。
『牡馬でこそのスタミナ・パワー』
この辺りに特徴ある競走馬として面白い存在となることを少し期待して見ていたいと思います。
おしまい。
以下の対応が可能です。
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